いよいよ衆院選挙近しという情勢です。にもかかわらず連日、テレビという公共の電波を使った自民党総裁選の報道には辟易します。
裏金を何に使ったのか。統一協会との関係はどうなっているのか。国民の問いに全く答えることができない自民党が、新しい政治に変えるなどと言っても、くちびる寒し。誰が自民党のトップになったとしても、金権腐敗・統一協会べったりの古い政治が続くことはハッキリしています。
足元を見てみれば、ここ埼玉6区(上尾市・桶川市・北本市・鴻巣市)の自民党議員・中根一幸衆院議員は、庶民のくらしに関心などなく、裏金づくりに精を出しています。なんと中根さんは、1860万円の裏金をつくっていました。しかし、いまだに何に使ったのか説明していませんし、辞職もしていません。同じような額をため込んでいた自民党議員は、裏金を原資に香典を配り、公職選挙法違反などですでに起訴されています。「まさか中根さん、同じことしてませんよね?」このシンプルな問いに、きちんと答えてほしいのは私だけではないはずです。
今度の衆院選挙、私は絶対に勝ちたいです。裏金議員を当選させたくない!金権腐敗を終わらせたい!というみなさんの願いを丸ごと受け止めて走りぬきます。
ぜひ、比例は日本共産党、埼玉6区は秋山もえへのご支持の輪を、あなたのお知り合いに大きく広げてください。
【写真:駅頭で号外を配布する秋山もえ衆院埼玉6区予定候補】
[2024/9/21掲載]
私は自営業パン屋の娘として、千葉県木更津市で育ちました。毎日パンが飛ぶように売れていました。ところが、私が中学生の時に、初めて消費税が導入され、その後はバブル崩壊。一気に日本は不景気に。パンは売れ残り、家計がとても苦しくなっていきました。
姉も弟も、高校卒業後はすぐ就職。家に仕送りをし両親の自営業を支えました。私はというと、高校卒業後、衣食住がタダという魅力に惹かれ自衛隊に入隊しようと考えました。しかし視力が悪いため、入隊できませんでした。その後、朝日新聞販売店に住み込みで働きながら、予備校と大学へ通いました。
あのころ高かった学費は今、さらに引き上げられています。あのころ行われた労働者派遣法の改悪で、今では不安定な非正規雇用が当たり前の日本になってしまいました。あのころ始まった不景気は、深刻さを増しています。
もうすこしだけ余裕のある暮らしがしたい。そんなふつうの願いを実現したい。不安によりそい、ともに歩む国会議員になりたい。そんな思いで今回、私は国政に挑戦します。秋にも解散があると言われています。どうか一緒にたたかってください。
[2024/8/8掲載]
ここ数年、1年に1回の健診を怠ってきましたが、もうすぐ50歳なので、これではマズイと思い人間ドックへ。初めて再検査が必要な項目が見つかり、あらためて自分の生活を見直すきっかけになっています。
健康を保つためには、なによりもストレスを溜めないことが大事、と言われますが、自民党政治がつづくかぎり、ストレスはたまる一方ですよね。6月末に閉会した通常国会では、「政治改革」と口では言いながら、やったことは、むしろ改悪。自民党と公明党と維新の会が、数の力で決めたことは、これからも企業団体献金をもらってもOK、領収書の公開は10年後でOKという法改正。開いた口がふさがらないとは、まさにこのこと。
衆院選挙が、今秋あるのではないかと囁かれています。パーティー券を大量に買ってくれる大企業のための政治が、これからも続くとしたら、ストレス倍増。小手先の改革では、もうどうにもなりません。きたる衆院選挙で、自民党政治に終止符を!
【写真:北上尾駅で井上市議とともに早朝宣伝をする秋山もえ衆院6区予定候補】
[2024/6/28掲載]
6月6日、自民党が提出した政治資金規正法改正案が、公明党と維新の会に助け船を出してもらい、衆院本会議を通過しました。本当に、なんと言ったらよいのか。怒りを通り越し、言葉にならない感情が込み上げます。これだけ、企業団体献金の禁止を求める声が大きく広がっているのに、完全無視。企業団体献金を温存するだけではなく、さらにブラックボックス化しようという中身です。
これから舞台は参議院にうつります。日本共産党は、参議院に、企業団体献金禁止法案という、本気の政治改革をすすめる対案を提出しています。建設的かつ攻勢的に、政府の姿勢をただし、この法案を通したいです。そのためにも世論がカギです。みなさんの怒りを、いろいろな形で発信してください。メディアには、事の本質を報道してほしいと、つくづく思います。いつも、法案が通ったあとに、これは問題だと騒ぐだけでは情けないです。
いま話題のメディアと言えば、なんといっても、裏金事件をスクープした「しんぶん赤旗」です。しかしながら、物価高騰や生活苦のなかで、赤旗を購読してくださる方も、減ってきています。現在、赤旗電子版が3週間無料キャンペーンを実施中ですので、ぜひ、この機会にお読みいただきたいです。そしてなによりも、ご購読いただくことが、日本共産党を財政的に支え、真実を伝える記事をみなさんに届け続けられる力になりますので、お読みいただけることを心から願っています。
それにしても、ほんとうに、なんとか、自民党の政治を終わらせたい。自民党政治を終わらせる一番の力は何か?それは、日本共産党の議席が大きくなることだと、私は思います。なにがあってもブレない。権力に忖度しない。国民の立場で、たたかいぬいた102年の歴史をもつのが日本共産党です。きたる衆議院選挙で、日本共産党を躍進させ、腐りきった自民党政治を、今度こそ終わらせましょう!
【写真:6月2日に行われた「立憲主義を取り戻す! 戦争させない!9条こわすな! 6・2オール埼玉総行動」に参加する秋山もえ衆院埼玉6区予定候補(左から3人目)】
[2024/6/7掲載]
上尾で有名な井上スパイスさん。今年は、5年ぶりにカレー祭りをすると聞き、わが子と足を運びました。美味しいカレーに舌づつみを打っていると、「あら、もえちゃん来てたのね!今度は何の選挙にでるの?」と声をかけられました。実は衆院選挙に出る予定なんですよ、もう自民党政治を終わらせたいですね、と話すと「本当にがんばって!」と熱い激励が。
記憶に新しい、4月最終の日曜日に行われた3つの衆院補欠選挙。市民と野党の共闘が威力を発揮し、全勝しました。自民党や、第二の自民党を自称する維新の会は、この結果を見て震えあがったのではないでしょうか。もはや、国民の怒りは、頂点に達しています。
これから、暑い夏がやってきます。低賃金に貧しい年金、物価高騰のなか、猛暑をのりきるエアコンの電気代が襲いかかります。国民の生活にも、健康にも、関心のない岸田首相と閣僚のみなさんは、ゴールデンウィーク期間中に外遊ラッシュ。なんと渡航費用は、血税から12億円超。こんなデタラメな政権は、もう、本当にゴメンです。
ストレスばかり溜まりますが、この怒りを、社会を変えていくエネルギーにしていきたい。みんなで力を合わせれば、必ず、自民党から議席を奪還できることが、補選で証明されたのだから。ともに、前へ、前へ!!!
【写真:井上スパイスのカレー祭りに参加し民族衣装を着る秋山もえ衆院埼玉6区予定候補(右)】
[2024/5/3掲載]
あっという間に、もう4月。暖かくなったかと思えば、冬のような寒さに逆もどり。三寒四温で春を待ちながら、今の国会を見ていると、こちらも、三寒四温だなぁと感じます。
しんぶん赤旗がスクープした「パーティー券裏金事件」は、いまや自民党を瓦解させるほどの猛威をふるっています。日を追うごとに、内閣支持率は低迷。やるんだ、やらないんだ、と言っていた政治倫理審査会が、怒りの世論に押されて開かれるも、これで一件落着とはならず、いよいよ証人喚問しかない、という状況。そんな嵐の中にあっても、涼しい顔で、自民党と公明党は、社会保障をばっさり切り捨て、軍事費を激増させた予算を成立させました。
冷たい政治。怒りに燃える世論。冷笑の国会答弁。烈火の国会質問で追求。まさに三寒四温の国会。今度こそ、政治に春を。あたたかい、ぬくもりのある政治に変えたい。思いばかりが募ります。
街頭でマイクをにぎり、「裏金政治を終わらせよう」とスピーチすると、行き交う人たちが、静かに視線をこちらに向け、よく聞いてくれているのがわかります。なにを隠そう、ここ衆院埼玉6区の現職自民党の中根一幸衆院議員も、裏金議員の一人。もう、うんざりです。
今こそ、お金に一番クリーンな日本共産党の頑張り時だと痛感しています。声をあげれば、必ず政治は変えられるんだということを、もっともっと、伝えていきたいです。次期総選挙では、一緒に力を合わせて、自民党政治を終わらせましょう!
【写真:街頭宣伝中に市民に声をかけられ対話する秋山もえ衆院埼玉6区予定候補(右)】
[2024/4/4掲載]
かつて上尾市は、独自に30人程度学級を10年間ほど実施したことがある。1〜2年生で、ひとクラス34人になったら、17人で2クラスにできた。ラッキーなことに、私の一番上の子どもは、その恩恵を受けた。授業参観で見た、楽しそうだった17人の子どもたちと先生の姿を、今でも忘れられない。
5年前の夏、フィンランドの学校を見に行った。世界一の教育とは何か、知りたかった。ひとクラス10数人。先生が大声を出す必要もなく、子どもたち一人ひとりと向き合っていた。聞けば、いわゆる不登校は、いないという。いじめがあっても深刻化することはなく対応できている、と校長先生。
公教育にお金をかけるフィンランド。大学院も含め、学費はすべて無償だ。一方、日本の教育予算は、GDP比2・8%でOECD諸国のなかで最低(2018年)。OECD諸国平均4・1%に引き上げれば、約7兆円の予算増となり、少人数学級も学費負担軽減も進めることができるのに、そこにはお金をかけないのが自民党政治なのだ。
忘れもしないコロナ禍。日本の学校は、ソーシャルディスタンスがとれず、分散登校を余儀なくされた。少人数学級が重要だと痛感。ところが今、喉元過ぎれば熱さ忘れるで、ひとクラス10数人の小さい学校は統廃合でコストカットし、大規模化していこうという動きが、上尾市でも急速に強まっている。
足元から、地域から、子どもにお金をかけない自民党政治に、NOの声をつきつけて、世界水準の教育環境を、日本の中にも広げていきたい。
【写真:市民とともに「小さい学校をなくさないで」と駅頭で署名を呼びかける秋山もえ衆院埼玉6区予定候補(左)】
[2024/3/7掲載]
今年に入り、始発からの早朝宣伝を再開しました。仕事へ、学校へと向かう人たちが、次々とラッシュの電車に飲み込まれていきます。私の目の前を、足早に通りすぎる人が多いなか「ちょっと聞いてもいいですか」と声をかけてくださる方も。
「共産党という名前はイメージが良くなくて損してると思うのだけど、名前を変えることは考えていませんか?」
「うちはプロパンガスなんだけど、都市ガスに比べて高い。なんとかならないのか」
「共産党は嫌いだけど、あなたは頑張ってるから信用できる」
「ぐるっとくんの便数を、もっと増やしてくれないか」などなど。
日本共産党に対する質問や意見はもちろん、さまざまな相談や要望も寄せられます。SNSが重要視される時代ですが、リアルでお会いし「がんばって!」と激励いただくと、すべての疲れが吹っ飛び、ポジティブなエネルギーが、自分の中に溢れてくるのを実感します。
誤解や偏見が多い日本共産党なので、ちょっとやそっとで理解してもらえるわけではないけれど、だからこそ対話はとても大切。目を見ながら相手の話を聞き、誠実に受けとめて、真摯な態度で答える。こちらからもまた、いろいろ質問をしてみる。きっとこうやって、対話することからしか、信頼関係は生まれないのだろうと感じています。これからも、いろんな立場の方とお話をしたいです。ぜひ、気軽にお声かけください。
【写真:上尾駅西口で通勤者からの質問に耳を傾ける秋山もえ衆院埼玉6区予定候補】
[2024/2/10掲載]
私の息子が、二十歳になりました。キラキラと可能性に満ちた若者は、希望そのもの。しかし、私は、若い人たちをそんな風に見ることはできません。なぜなら、若い人たちの多くが、「絶望」の中で生きていることを知っているからです。おそらく、高度経済成長の日本で働き、頑張れば報われる経験をした世代には、なにが「絶望」なのか、想像もつかないことだと思います。
いま地球が、もうけ最優先の資本主義に、破壊され続けています。賃金が30年間あがらず、ひとり食べていくだけで精一杯。多額の奨学金の返済で、結婚すら考えられない。老後は年金をもらえる見込みがない。私は、若い人たちが将来に「絶望しかない」という時、強い共感しかありません。
私は、年配者の一人として「こんな地球にして、申し訳なかった。一緒に声をあげていこう。一緒に変えていくため頑張るよ」と、若い人たちに伝えたいし、誠実に行動したいです。
2024年、いよいよ自民党政治とさよならする年に。年女の私は、龍のごとく、駆け抜けます。
【写真:「上尾市二十歳のつどい」で対話する秋山もえ衆院予定候補】
[2024/1/18掲載]
声をあげれば、おかしな政治を止めることができるんだ。
このことを実感させてくれたのが、児童虐待禁止条例改正案を取り下げに追い込んだ、この間のダイナミックな運動です。
9月の定例県議会に、自民党が提出した、この改正案。小学3年生以下の子どもを家においてゴミ出しに行くのは虐待。子どもだけで公園で遊ぶのも虐待。こうした子どもたちを見つけた県民に通報の義務を課す。こんな驚くような内容の改正案が、10月6日の委員会で、自民党と公明党の賛成多数で可決に。
政府が示している虐待の定義を大きく逸脱し、子育て世代を監視し追い詰めていく改正案に、怒りと不安の声が急速に広がりました。
SNS上では、ネット署名が立ち上がり、さいたま市PTA協議会が意見書を発表。ネット署名は最終的に10万筆を超えました。さらに、県民だけではなく、全国にこんな条例が広がったら大変だと、全国から、県議や国会議員、県知事に、メールやFAX、電話で抗議の声があがりました。
押し寄せる世論から、自民党と公明党は逃げることができなくなり右往左往。そして委員会可決から、わずか4日後の10日、自民党は改正案取り下げの記者会見を開きました。しかし、改正案の中身のひどさへの反省は全く無く「説明不足だった」と言うだけ。
わが上尾市・伊奈町選出の県議、自民党・尾花議員は改正案提出者、公明党・とのべ議員は委員会で賛成した委員の一人。責任重大です。
今回の顛末は、私たちに多くのことを教えてくれました。声をあげれば、おかしな政治をストップできる。SNSの威力は絶大。そして、選挙は大事だ、ということを。
今年は12月3日投開票で、上尾市議会議員選挙が行われます。市民の代弁者として、がんばってくれる候補者は誰かを、しっかり見定めていただきたいです。今年で創立101年を迎える日本共産党は、ブレず、裏切らず、お金にも清潔。ぜひ選んでいただきたいです。
あなたの1票が、いい街をつくります。よりよい未来をつくる力は、あなたの手の中にあります。そのことに確信をもって、ぜひ選挙に行ってください。
【写真:上尾駅東口で改正案への抗議アピールをする秋山もえ前県議】
[2023/10/14掲載]
もっと気軽に、いろんなこと、わかりづらい政治のことも含めて、おしゃべりできる場があったらいいのに。そんな思いで9月から始めた「おしゃべりカフェ」は、カフェのオーナーさんのご厚意で、なんと4時間貸し切り!
いつ来ても、いつ帰ってもOKという気軽さからか、第1回のおしゃべりカフェは、子育て中のママたちも子ども連れで参加。13人の方が足を運んでくださいました。
SNSを見て、他市から来てくれた方や、久しぶりに私と話したくてと参加してくれたという方、大学生の方たちと一緒に、いま何に関心があるかを紙に書いてもらって、わいわい交流しました。
「原発なくしたら電気代が高くなるの?」「賃金あげてほしい」「中国や韓国との関係が気になる」そんな関心ごとを、自分はこう思う、あなたはどう思う?と。
子育て中のママたちは、仕事のこと、夫とのこと、子育てのことなど、たわいもないおしゃべりをしながら、ほっこりとした時間を過ごしてくれました。
ランチやデザートを食べ、コーヒーを飲みながら、ゆっくり、ゆっくり、時間を気にせずにおしゃべりをする。本当にぜいたくで、豊かな時間。こういう場って、大切ですね。
10月もまた、おしゃべりカフェをやります。毎月、やりたいなと考えています。ぜひお時間のある方は、30分でも1時間でも、ふらっと遊びに来てください。
最近気になることや、悩んでいること、うれしかったこと、わかりづらい政治のことまで、なんでも、お茶しながら、おしゃべりしましょう。
【10月21日(土)に行う予定の「秋山もえとおしゃべりカフェ」の告知バナー】
[2023/9/28掲載]
今年の夏も、千葉の実家に少しだけ顔を出した。83歳になる母が心不全で救急搬送され、退院したばかりで、父も不安そうだった。年々老いていく両親。それでも、未来に向かって成長する孫たちの姿に、元気をもらっているのだろう。「大きくなったら何になるんだ?」と聞く父は、嬉しそうだ。
終戦から78年の今年。なんだか不穏な空気が、日本のあちこちに漂っている。未来に向かって生きる若い人たちを飲み込んでしまうような、黒くて恐ろしいものが近づいているような気がするのだ。
広島市の平和教育の教材から、「はだしのゲン」が今年、消された。すでに24言語に翻訳され、原爆の悲惨さを、戦争の恐ろしさを、子どもたちにも伝えてきた最良の漫画が、発刊50年の今年、消されたのは、なぜだろうか。おそらく、岸田政権にとって、煙たい存在となっているから、かもしれない。驚くなかれ、岸田首相は、核兵器=原子爆弾の恐怖の力を使って、国民の「安全」を「保障」しようと考えているのだ。
なにがあっても、戦争だけはダメだ。二度と核兵器など使ってはダメだ。
このシンプルで、当たり前のはずのモラルが、いろんな理由をあれこれつけられ、常に危機に立たされる。やっぱり、平和な社会をつくるには、不断の努力しかないのだ。
大きくなったら何になろうか、と思いを馳せる若い人たちの未来を、いまにも飲み込もうとしている、軍備拡張や核抑止力の呪い。この呪いを解くためには、私たち一人一人が歴史を学び知ること、そして選挙によって、政党の力関係を変える以外に、方法はない。
いつ解散総選挙となるか、わからない今秋。そして市議会議員選挙も近い。投票に行く人が、有権者の半分以下のままでは、日本を戦争に向かわせる流れを止めることはできない。どうか、まわりの方に声をかけ、選挙に行ってほしい。お子さんやお孫さんを連れて、投票にいってほしい。投票先が見つからない人には、日本共産党に一票投じることが、戦争に向かう流れを止める、一番の力になることを、知ってほしい。
なにがあっても、戦争だけはダメだ。終戦の日、その思いを、深く強く、心に刻んでいる。
戦争に反対しつづけ、101年を迎えた、日本共産党員の一人として。
【写真:父親と話す秋山もえ前県議】
[2023/8/17掲載]
この間、しんぶん赤旗で発表されましたが、私、秋山もえは、きたる衆院選挙で埼玉6区(上尾市・桶川市・北本市・鴻巣市が選挙区)から挑戦することを決意しました。
絶大なるご支援を、日本共産党にお寄せいただけますよう、心よりお願い申し上げます。
先日、国会が閉会しましたが、本当にひどい国会でした。とりわけ国会最終盤、紙の保険証を廃止してマイナンバーカードと一体化する法案に、8割近い方が懸念を示すなか、そんな声など無視して、自民党と公明党、維新の会、国民民主党の4つの政党が一緒になって、この法律を強行成立させました。こういう政治を、国民の声を聞かない独裁政治と言わず、なんと言うか。
一体なぜ、こんなにも、国民の声が届かないのでしょうか。
その理由はハッキリしています。上記の4つの政党が、代弁している声が、誰の声なのか、ということです。いつも、どんな時でも、アメリカと大企業との関係を最重視。そして、アメリカ政府からは「よくやった」と評価されて喜び、大企業からは多額の献金をもらってホクホク。結局のところ、自公政治というのは古い利権政治そのもの。
きたる衆院選挙は、この、古いままの政治を大本から変えるための選挙です。
じつは、埼玉6区内の日本共産党の力は、他党と比較したら、まだかなりの差があります。しかし私は、この6区内に、あきらめず変えていこう!日本共産党と一緒にたたかおう!という風を大きく起こし、比例代表で梅村さえこさんを再び国会に押し上げてたい。
政治を変えていく、その鍵を握っているのは、ふだん選挙に行かない、なかなか政治に関心を持てないでいる方たちです。6区内のすみずみまで風を起こし、投票率をあげ、必ず勝利したいと思います。どうか、日本共産党と埼玉6区は秋山もえへ、お力をお貸しください。
[2023/6/28掲載]
先の県議会議員選挙では大きなご支援をいただき、本当にありがとうございました。残念ながら当選ならず、16年間の議員・候補者活動が終わりました。応援していただいたみなさんに、申し訳なさと悔しさで、ときどき気持ちがドンと沈みますが、いまの政治情勢は下を向いていられる状況ではないので、少しずつ前を向いて歩き始めています。
ふと気づいたことがあります。
憲法によって縛られる立場から、今度は主権者市民の一人として、権力を憲法によって縛る立場に変わったんだ。そのことに、自分でも驚くほどの新鮮さを感じています。議員という立場のときは、常に、あなたはどう思うか、この問題をどう考えているのか、何を成し遂げたいのか、ということについて投げかけられ、それに応えられるよう学び、考え続けてきました。
だから、いきおい、いろいろな人たちと話す時に、相手の思いや願いにじっくり耳を傾けることよりも、私はこう考える、と結論を伝えることにばかりに、力を入れすぎてしまったなと思っています。
日本共産党に足りないことはなにか。
そうか、身近に感じてもらう努力が足りないんだと気づきました。
このままずっと、共産党も遠い、政治も遠い、選挙も遠いということでは、主役であるはずの市民が、政治は自分たちの手で変えられるんだ、という思いを持つことは不可能です。
落選し、私がまっ先に思ったことは、今度は、もっとふつうの日常の中でカジュアルに政治のことが話せるカルチャーを、日本に広げたい、欧米諸国のように、ということでした。そういう広がりをつくれてこそ、投票率もアップし、いま政権の座にあぐらをかいている自民党や公明党を、そこから引きずり下ろすことができるのだと思います。逆に、そういう広がりがつくれなければ、これからもずっと、政治は変わらない、ということです。
もっとカジュアルに、政治のことを話そう。
この思いを胸に、新たな挑戦をしたいと思います。対話から未来をつくっていくような街づくりを。多様性が豊かに、ワーッと花開くように。まずは、私から、そして、日本共産党全体がそんな方向に向かうよう、頑張っていきたいと思います。
[2023/5/3掲載]
岸田首相は、トマホークで「国民の命を守る」という。
日本もこの際、他国に脅威を与える国となり「抑止力」をもって「ウクライナのようにならない」ために、ミサイルをたくさん持つんだ、と言い出した。
ところが、トマホークを持てば、かえって国民の命を危険にさらすリスクが高まる、ということを政府が一番よく知っていることが、国会審議を通じてわかった。
トマホークを持つことで、他国から手痛い反撃にあうことがある、しかも「核」を使った反撃に。だから、その反撃に備えて全国に300ある自衛隊施設を「核攻撃」にも耐えられる施設に強靭化するらしい。
外交らしい外交が、ほぼ皆無の自民党・公明党政権が、世界第3位の軍事大国になろうと鼻息を荒くしている今の状況は異常じゃないだろうか。
軍事費2倍化によってプラスされる年間5兆円のお金。このお金があれば、なにができるか。
すべての年金者に年額10万円も追加できる。もし5兆円あれば、全国民の医療費ゼロを実現できる。もし5兆円あるなら、義務教育の完全無償化と学校給食費ゼロ、そして大学院までの学費を無料にできる。北欧などの先進国に追いつくのは、夢物語じゃない。お金の使い方を変えれば、すぐに実現可能なのだ。
ならば、ここに使わせようじゃないか。
軍備増強ではなく国民の生活を豊かにするために、大事な税金は使うべきだ。70になっても80になっても、先行きが不安で働かざるを得ないような日本は、もう終わりにしよう。
3月31日告示の地方統一選挙。自民党などは、この地方選挙に大勝し、自分たちがやっている軍備増強が国民に信任されていることを、示そうとしている。冗談じゃない!と思う。
この埼玉から、国がすすめる大軍拡の動きを止めるために、国民のくらしをとことん支える政治に変えていくために、どうか、「秋山もえ」に大きなご支援を!
【写真:上尾駅東口で若者に声をかけられ話しがはずむ秋山もえ県議】
[2023/3/23掲載]
早朝の駅頭宣伝を、市議時代からつづけて16年になります。妊娠・出産で何ヵ月か途絶えたこともありましたが、続けています。
最初はとっても嫌でした。だいたい、なにを話したらいいかわからないし、なにより、目の前を通っていく人たちとの「壁」しか感じることができませんでした。
悩みに悩んで、手書きの「もえ通信」を毎週作成。市民に伝えたいこと、知ってほしいこと、お得な情報など、手探りで書きました。ヘッドマイクも購入し、話しながらビラを配布することに。すると少しずつ、少しずつ、「壁」が消えていきました。名前はわからないけれど、いつも駅で会う人の顔を覚え、どこかで会うと、「駅でいつもお会いしますね」と声をかけたり、かけられたり。
いま、県議会議員選挙が目前となり、タスキをした予定候補が駅に立ち始めています。自民党と公明党は市議会議員を辞めて立候補する新人です。
そんな中、だんだんと駅頭で、激励をいただくことが増えています。「あんたはいつも駅にいたね。選挙の時だけ立つやつらに負けるなよ」「共産党は嫌いだけどもえちゃんのことは応援してるから」
私自身はとにかく、すこしでも世の中をよくしたい、若い人に政治に関心をもってほしい、と思いながら駅に立ちつづけた16年でしたが、それでも毎回選挙は甘くない。投票率が35%そこそこの県議選挙で勝利するには、いつも選挙に行かない方が、行こうという気持ちになってもらわないと勝てません。
泣いても笑っても、3月31日が告示で、県議選挙が始まります。どうか、老いも若きも、子育て世代も18歳の高校生も、みんなで選挙に行きましょう。平和的な手段で、社会を変えられるのが日本です。
どこに入れたらいいかわからないという方は、権力とたたかい101年つづいている日本共産党を応援していただけたら、本当に嬉しいです。
【写真:上尾駅西口で早朝宣伝する秋山もえ県議】
[2023/3/4掲載]
埼玉県が、県営シラコバト団地の縮小を検討している。
このことを知ったのは、ちょうど1年前の2月議会の最中。県営団地の縮小を求める自民党の質問に、県当局が答えたものです。
これは大変!と、日本共産党県議団は上平地域の党後援会と力をあわせて、シラコバト団地住民アンケートを実施しました。たくさんの要望が寄せられました。「草刈りが大変」「もうすこし家賃を下げてほしい」「老朽化対策を」「エレベーターをつけてほしい」など、当たり前の願いです。議会質問でとりあげ、また、知事要望も行いました。
いまシラコバト団地は建て替えを進めながら、同時に、中間所得層向けから低所得者向けの県営団地へと移行しているところです。おそらく、ニーズはかなり高まることが予想されます。
物価が上がり、年金が引き下げられ、各種保険料が軒並み上がるなか、低廉な家賃で住み続けられる県営団地は、無くてはならない福祉そのもの。
「人口が減っているから県営団地も減らす」という県の姿勢をただしていかないとなりません。国に対しても、軍事費、軍事費と、戦争の準備にお金をかけていくのではなく、きちんと外交努力をし、住民の福祉、社会保障にお金を使うように、強く求めていきます。
4月9日投票の県議会議員選挙で、私は2期目に挑戦します。県に対しても国にたいしても、しっかりとみなさんの声を届けていくのが日本共産党の秋山もえの議席です。
どうか、大きなご支援をお寄せいただき、再び県議会へ押し上げてください。一緒に、安心して住み続けられる県営団地を守り、希望の埼玉へと前進させていきましょう。
【写真:街頭演説に応援にかけつけてくれた方と握手する秋山もえ県議】
[2023/2/21掲載]
私の実家は、今はもう閉めてしまいましたが、8年ほど前まで、自営業のパン屋でした。
ちょうど、私が中学生の頃、消費税が導入されてから、どんどんパンが売れなくなり、両親はずいぶんお金に苦しみました。姉も弟も、高校卒業後は、すぐに働いて家にお金を仕送りしていました。
私は、というと、朝日新聞の新聞奨学生となり、新聞販売店に住み込みで働きながら、予備校そして大学に行きました。
新聞販売店には、私と同じように、働きながら専門学校や大学に通う学生が3~4人いましたが、途中で通えなくなり、やめてしまう人も少なくありませんでした。
新聞社から前借りで出してもらった学費は、もし途中で奨学生をやめたら、全額返さなくてはならない。新聞奨学生でなくとも、多くの学生はいま、大きな借金をして、大学などに通わざるを得ないという異常な状況が続いています。
なぜ、こんな状況が続いているのかと言うと、日本は、学びに対する公的な支援が、無いに等しいからです。
すでに、北欧フィンランドでは、大学院まで学費は無償です。学ぶことを、あきらめなくていい社会になってます。
社会保障が貧しい日本では、生活保護を活用しても、生活が苦しい。賃金も上がらず、年金もすずめの涙です。生きることも、幸せになることも、あきらめろと言わんばかりです。
私たちは、いろんなことを、あきらめて生きています。これは、仕方がないことでしょうか。
それは、ちがいます。
今ある制度を充実させ、システムを変えていくことができれば、ガラッと暮らしが一変します。
学費をまずは半額に、そして無償化を目指す。生活保護で安心して暮らせるよう、支給額を引き上げる。賃金をあげていくため、その財源に、もうけすぎている大企業の内部留保を活用する。暮らせる年金額に引き上げていく。
こうした制度の充実をはかるためにも、軍事費を2倍にするなど、もってのほかです。歳出削減と言う名で、今だって貧しい社会保障を削り、軍事費に回していたら、ますます、私たちは多くのことをあきらめなくてはならないでしょう。
人間として、あたりまえの生活が保障される社会へ。学ぶこと、生きること、幸せになることを支える社会を目指し、ともに声をあげていきましょう。
[2023/2/11掲載]
国民のくらしが、物価高騰でこんなにも苦しい時に、一体、政府はどこをみて政治をしているのでしょうか。
くらしを支える社会保障や、高い学費の軽減を求めても、「お金がない」「限られた予算なので」と、実行する検討も努力もしないのに、軍事費のためには、どんな手を使ってでも財源を生み出そうとしています。
借金してでも、増税してでも、復興税を流用してでも、軍事費を2倍化。そこへ維新の会が、核兵器をもてる国になれと援護射撃。日本は一体どこに向かってしまうのか。不安でいっぱいになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
政治がすべきは、戦争の準備ではなく、平和の準備です。
日本共産党は、どんな国も排除せず、中国や北朝鮮、ロシアも含めて、対話を軸にした外交を行うことこそが、平和をつくる道だと考えています。
すでに東南アジア地域では、もめごとを決して戦争にしないため、対話に対話を重ね、コミュニケーションを重視した平和外交が広がっています。こうした地域を東アジア全体にも広げたい。これが、日本共産党の目指す平和の準備です。
2023年4月は、いよいよ統一地方選挙です。私も、県議選で2期目に挑戦します。この埼玉から、大軍拡と大増税の動きを必ずストップさせるため、全力でがんばります。
平和へのたしかな準備を進めていく1年となるよう、今年もご一緒に力を合わせましょう。
[2022/12/29掲載]
大量生産、大量消費の資本主義社会のあり方に、疑問をもつ人々が今、声をあげ始めています。
「買い物は投票」という意識で、売られている商品が、どんな国の、どんな人たちの、どのような労働によってつくられているか。そういうことまで調べてから購入する、ということが、若い世代のなかで広がりつつあります。この流れは、衣類やバックなどだけでなく、どのように作られた食材を買って食べるのか、という食の分野にも。
この流れは、衣類やバックなどだけでなく、どのように作られた食材を買って食べるのか、という食の分野にも。
先日、さいたま市の見沼田んぼで自然栽培・有機農業(化学肥料や農薬を使わない農業)を行っている、こばと農園の田島さんとお会いし、お話を伺いました。
「有機農業というのは、結局、循環させるということ。かつての日本の農家が、行ってきたことなんです」と。
現在、化学肥料や農薬を大量に使った野菜が、そうは言っても、私たちの日々の「豊かな食卓」を支えています。
しかし、果たして、このままでいいのだろうか。このままの生き方でいいのだろうか。持続可能なんだろうか...疑問です。
学校給食を無償に!地場産の有機野菜をつかったオーガニック給食に!ーー保護者の中から、今こうした声が上がっています。まだまだ日本では、有機農家が少なく、学校給食に使えるだけの供給量の確保は困難。それでも、持続可能な社会づくりにむけて、一歩ずつ進みたい。大事なことから、目をそらさずに。
【写真:有機農家の田島さんに話を聞く秋山もえ県議(左)】
[2022/12/9掲載]
コロナに異常な物価高が襲いかかり、この間、訪問先では悲痛な訴えが寄せられています。
「賃上げといっても中小企業は大変。社会保険料の負担軽減で賃上げするという日本共産党の政策は大賛成です」ーー領家工業団地内のある会社の取締役の方。
「乳価が10円くらい上がったところで、どうにもならない。飼料代がはねあがって結局は赤字の方が大きい」ーー上尾市内の牧場経営者の方の訴え。
「建設業界では倒産が相次いでる。資材の高騰で最初に契約した価格ではとてもじゃないけれど工事ができないが、やるしかない」ーー建設現場で働く人たちの叫び。
物価は上がるのに、年金は下がる。75歳以上の方の医療費の負担が倍になる。
ひとつとして、いいことがありません。
いま政治がすべきは、冷えきった国民のふところを、ほかほかにあたためる、そういう政策じゃないでしょうか。
即時、消費税を5%に減税し、物価高騰へ対応すること。学費を半額にすること、学校給食費を無料にすること、介護保険料や国保税の負担を減らすこと、年金を引き上げること。
これが具体的にやるべきことじゃないでしょうか。
軍事費を2倍にし、原子力発電所を再稼働させて新増設することに莫大な税金を投じている場合じゃないでしょう。
政治を変えることは簡単ではありませんが、みんなで声をあげていくこと、選挙で審判をくだすことで、必ず政治は変わります。一緒に声をあげましょう。そして日本共産党のメンバーに、ぜひ加わってください。本気で政治を変えていくために。
【写真:上尾駅で市民からの要望を聞いている秋山もえ県議】
[2022/11/23掲載]
ここまで深い関係だと、誰が思っていただろうか。統一協会と自民党との半世紀にわたる蜜月。選挙でビラまきやアナウンサー、電話かけまで統一協会にやってもらい、何人もの自民党の国会議員が当選してきた、というのだから驚いた。しかも、その差配は安倍元首相により行われていたという。
統一協会というのは単なる宗教法人ではない。勝共連合などという「共産党打倒をめざす政治団体」までつくり活動しているので、自民党とビックリするほど親和性があるのだ。
すでに裁判の判決では、統一協会の違法な活動は確定済み。政治がやるべきことはハッキリしている。過去にさかのぼって真相を究明すること。被害者の救済に力を入れること。裁判所に解散命令を請求すること。この3つだ。
反社会的なカルト集団の力を借りている政党に、まともな政治など、できるわけがない。このまま、統一協会との蜜月を断ち切らないならば、自民党支持者でさえ、自民党への支持を断ち切るだろう。
さぁ、野党の出番だ。統一協会といっさい関係を持っていない日本共産党が頑張るときだ。手をゆるめず、まともな政治を目指して。
【写真:日本共産党サポーターの方とグータッチする秋山もえ県議】
[2022/10/27掲載]
9月27日午後2時、国民の大きな反対の声を押し切って、安倍元首相の国葬儀が行われた。岸田首相は自身のことを「聞く力がある」というが、はたして、誰の声を聞いているのか。国民の声を聞く力が、全くないことだけは、たしかだ。
安倍さんが行ってきた政治は、どんな政治だっただろうか。戦争法や特定秘密保護法の強行、モリカケ桜、公文書の改ざん。まさに国政の私物化の連続だった。国民の大きな反対の声を、「雑音」扱いし、あっという間に憲法違反の法律を、公明党と一緒になって強行成立させていった。あまりにもひどすぎた安倍政治。それでも安倍さんのことを好きな方もいるだろう。だからこそ、「国葬儀」という形は、とるべきではなかったのだ。国会で話し合うこともせず、予算も審議せず、国費を投じて行われた国葬儀。思想・良心の自由、憲法19条に反するものとなった。
この国葬儀を通じてハッキリわかったことは、岸田首相になっても、しっかりと、国政私物化・憲法違反の安倍政治は引き継がれている、ということだった。お葬式は一度で十分だ。二度もやるものじゃない。そろそろ、こんな政治は、終わりにさせないといけない。
臨時国会が、やっと、ようやく開かれた。話し合わなければならないことがたくさんある。国葬のこと、統一協会と政治家との癒着のこと、どうやって国民の暮らしを支えるか、賃金をどうやって上げるか、教育費や医療費の負担を軽減するために何が必要か、コロナ対応をどうするか…課題は山積みだ。
来春は埼玉県議会議員選挙が行われる。私は二期目に挑戦する。上尾市・伊奈町から、埼玉県から、国政を大きく変えていく流れを、みんなで力をあわせてつくっていきたい。一緒に、前へ前へと、歩みを進めていきたい。
【写真:街頭から国葬問題についてスピーチする秋山もえ県議(中央)】
[2022/10/6掲載]
まさか自分が、というより、いよいよ自分もか、という思いでした。
軽い咳と37度の微熱から始まり、一気に39度へ。ひどい頭痛、全身の痛み、しつこい痰。3日間はまさに寝たきりで、果物と味噌汁の汁しか喉を通らない。おそらく、これでも軽症の範囲。高熱で震える指で、電話やメール、SNSをつかい、みんなに状況を伝え、仕事をキャンセルしました。
コロナからの回復の兆しが、少しずつ見えてきた時に届いた、友人や親族からの差し入れが、どれほど力をくれたかわかりません。みんなの支えがあって、なんとかかんとか、最悪の事態を乗り超えることができました。
今回、療養中に強く思ったのは、はたして、シングルで子育てする人や単身高齢者などは、コロナに罹患した時に、どうしているのだろうか、ということでした。休業補償や経済的支援がなければ、生活は破綻です。いざという時の社会保障がほとんど皆無の日本では、いつ深刻な事態が起きても、不思議じゃない。
コロナが現れて、3度目の夏。
何度も訪れる感染の波に立ち向かえるだけの十分な支援体制が、いまなお、作れきれていない原因は何か。それは、国の医療軽視、保健所軽視にあります。
コロナから完全復活したら、実感を込めて、医療体制、保健所体制の強化にむけ、また、しっかり動いていきたいと思います。
【写真:療養期間に届いた友人からの差し入れ。】
[2022/9/4掲載]
議会にいると、ふと、私は差別を受けている、ということに、気づく時がある。
今日も、そんな瞬間が訪れた。
ある特別委員会で、県当局から、取り組んでいる施策について説明を受けた。
説明が終わると、今度は、議員が手を上げ、委員長に指名してもらい、県に対し質問する時間に。
しかしながら、これが毎回、先に手を上げた議員から、順番に指されることが、ほとんどない。
まずは、最大会派の自民党から指して、次に民主系を指して、また自民党に戻って、公明党を指して、うろうろ、うろうろしながら、最後の最後に、共産党が指される。
だから、私は、今日も、最初から手を挙げていたけれど、何度も何度も手を上げて、そうして結局、一番最後に指名された。
あらためて、思った。
「あぁ、私は、差別されてるんだな」
面倒くさくて、わざわざなにも言ってこなかったけれど、それじゃあ本当はダメだよな、と思った。
最後の最後に、やっと委員長が「秋山委員」と指名したとき、私は言った。
「ようやく、委員長の目に入ったようで、よかったです」
私の小さな抗議に、なんとも言えぬ、小さな笑いが起こった。
小さい会派なら差別していい。
共産党なら差別していい。
女なら差別していい。
そういう考えを、持っていないですか?
もしも、それに気づかされて、それを恥じたとしたら、次回は、変わっているかもしれない。
【写真:ある日のおやつ。気分がモヤモヤしたら、美味しいものを食べて、前を向こう。】
[2022/7/23掲載]
いくら、人生100年時代といっても、100歳まで生きられる人というのは、そうそういない。
ましてや、ひとつの組織が100年続くというのは、本当にすごいことだ。今年の7月15日、日本共産党が、創立100周年を迎えた。
思い返せば、私が日本共産党に出会ったのは、大学1年生の時だった。入党したときのことは、今でもハッキリ覚えている。
「日本共産党に入らない?」と大学の先輩に誘われ「どういうところですか?」と聞くと「消費税を無くそうって言ってるとこだよ」と。「いいところですね!」と、ひとつ返事で党のメンバーになった。
なにせ消費税は、私の両親を苦しめた元凶だったのだ。
私の実家は自営パン屋で、消費税導入後、売り上げがどんどん落ち込み、両親は眠れなくなるほど苦しんでいた。
政治のことは全くわからないけれど、消費税の苦しみについてだけは、知っていたのだ。この苦しみを無くそうとしている政党。「いいところだ」と私は、直感した。
100年前、オギャーと生まれたとき、日本共産党は、国家から歓迎されなかった。反戦平和、国民が主人公をかかげる政党は、非国民であり、国賊であり、アカと呼ばれ疎まれた。特高警察に捕らえられ、ひどい拷問を受け、虐殺された。
私は、命がけで戦争反対をつらぬいた日本共産党が、とても好きだ。
同調圧力に日本人は弱い、と思っていたけれど、節を曲げずにがんばった日本人がいたことに、そして、いまも存在していることに、党員である私自身が、実は一番励まされている。
【写真:党創立記念の日に始発からの早朝宣伝に向かう秋山もえ県議】
[2022/7/16掲載]
先日、一般質問を終えました。議員を15年もやっているのに、毎回、質問の時は、言い知れぬ緊張が襲います。
そんな時、私は、声を寄せて下さった方たちの姿を、思い浮かべます。
降ひょう被害を前に肩を落としていた農家の方、コロナの最前線で奮闘する医療従事者、福祉施設職員の方、性被害にあった方、手話を第一言語とするろう者、校則に苦しめられている生徒...みんなの姿が、本会議場にズラリと並んで見えます。そうだ、私は、この人たちの声を代弁するんだ。そう思うと、心が落ち着き、それだけに集中できます。
議員は、誰かの声の代弁者です。しかし、誰の声を代弁するかは、議員によって様々です。
大企業の経営者の声を代弁する議員もいます。自分に献金をくれる人の声だけを熱心に代弁する議員もいます。
じゃあ、私は、日本共産党は、誰の声を代弁するのか。
生きることに希望が見えず苦しんでいる人、差別を受けている人、権利を侵害されている人。だれも取り残されない社会になるように、無いものとされがちな人々の声を、議会の場に届け、公然たる事実をつきつけ、改善を求める。私は、それが、日本共産党の議員なのだと思っています。
まさに今、参議院選挙、真っ只中。あなたの声を代弁する候補者を、ぜひ選んでいただきたいです。
日本共産党の梅村さえこ埼玉選挙区候補、そして比例候補は、必ず、あなたの声を代弁し、へこたれることなく粘り強く実現するまでがんばる議席となります。
未来をつくるあなたの一票。ぜひ、日本共産党へと託してください。
【写真:改選前最後となる一般質問に立つ秋山もえ県議(6月24日)】
[2022/6/26掲載]
私が議員になって、一番苦手なことは、なんといっても街頭でのスピーチ。伝えたいことを受けとり手がわかるように言葉にすることが、どれほど難しいか。今でもとても苦労していることです。
しかし、そうも言ってはいられない。伝えずには、いられないことが、次から次へと起きています。まさか、核兵器を持てる国になろうという動きが出てくるとは。まさか、軍事費を2倍にして世界第3位の軍事大国を目指していこうとするとは。まさかの連続だけれど、これが現実。戦争前夜。自民党や公明党、維新の会、そして国民民主党が、日本を戦前に戻そうとしています。
6月22日公示で始まる参議院選挙。この危険な動きを、たくさんの国民に伝え、いっしょにつながり、そして、変えていく。そういう選挙にしなければと思っています。
日々の仕事や生活が忙しかったり、自分のことで精一杯な中、気づかぬうちに、静かに忍び寄ってくる戦争。
あらゆる方法を使って伝えなくては!私とつながるすべての人たちへ、街頭から、さらにSNSを使って、どんなに苦手でも、やらずには、いられない。日本を二度と戦争する国に後戻りさせないために。
【写真:オール埼玉総行動で「平和への道をすすむために力を合わせよう」とあいさつする秋山もえ県議】
[2022/6/6掲載]
ウクライナの惨状に目をそむけたくなる毎日。
なぜ、こんなに道理のないことが今なお堂々と行われているのかと、あまりの怒りに自分の心が焼きつくされそうになります。
ロシア国内では、プーチン大統領が、これは戦争ではない、特別軍事作戦だ、などと言い、「戦争反対」「NO WAR」を口にし抗議するロシア国民を次々逮捕、拘束しています。
この状況を見ていると、かつての日本と重なります。日本は77年前、中国など他国を植民地化するため侵略しました。その侵略戦争に反対し、治安維持法の下で、特高警察に捕らえられ、拷問を受け、虐殺された日本共産党の先輩たちのことを思わずにはいられません。
日本共産党は今年7月15日に、100周年を迎える、日本で一番長い歴史をもつ政党です。100年前から、日本にも、戦争に反対したたかってきた政党がある、ということのすごさを、尊さを、大切さをかみしめています。
権力者に対し抗議の声をあげる国民を、力でねじ伏せようとする国に未来はありません。ロシアの蛮行、無法行為は絶対に許されない。今すぐウクライナから撤退せよ。この声を、日本から、世界から上げつづけ、ロシアを包囲し、この戦争を必ず止めましょう。必ず!
私も、街頭で、SNSで、議会で、声を上げつづけます。
[2022/5/23掲載]
今夏の参院選挙で埼玉選挙区から挑戦する梅ちゃんこと梅村さえこさん。お子さん2人を育てる母でもある元衆院議員です。
さて、梅ちゃんといえば、なんと言っても消費税をなくす運動のことを抜きには語れません。消費税が導入された1989年、当時梅ちゃんは25歳でした。導入の翌年に立ち上げられた「消費税をなくす全国の会」に参加し、会の事務局長を務めるなど、なんとしても消費税を廃止したいという思いで現在もその先頭に立ってがんばっています。まずは5%へ減税を。野党共闘の重要な柱の政策ともなっています。
じつは梅ちゃん、生まれは名古屋市ですが、トヨタで有名な豊田市で育ちました。実家は農家で自然のなかでのびのび育つも、高校時代、管理教育はおかしいと思っていた梅ちゃん。大学に進学し、学費の値上げに反対し、教育環境の充実を求め声をあげる先輩ら、日本共産党員に出会い、入党しました。
すこし関西なまりの穏やかな梅ちゃんですが、おかしいことはおかしいと声をあげ続け、決してあきらめない強さがあります。
いまだに男性が占めている政治の場に、そんな強さを秘めている梅ちゃんを再び送り出したい!女性の政治家を増やしたい!
参院選挙公示まで1ヶ月あまり。
みなさんのお力をお貸しください。埼玉選挙区は日本共産党の「梅村さえこ」へご支援を!
[2022/5/23掲載]
コロナの感染拡大を抑えつつ経済を回していくために、誰でも無料の検査ができるようになって、もうすぐ半年になります。少しでも地元の飲食店を応援したいと思い足を運んでいます。
蕎麦よりもうどんが好きだった私に、蕎麦の美味しさを教えてくれたのが丸山公園北口近くの「わかお」です。とくに、オリジナルの具材たっぷりのにぎわいそばがお気に入り。
連日ニュースで流れてくるウクライナの悲惨な状況に、胸が苦しくなる毎日。おいしいものを、誰かとおしゃべりしながら食べられる幸せは、平和であってこそ。一日も早く、この戦争を止めて、ウクライナに平和を!
そのためにも、日本にできることを真剣に考える時です。平和主義をかかげる憲法9条をもち、唯一の被爆国である日本がすべきことは、なにか。まさか、核兵器をもてる国を目指すことではないでしょう。軍事栄えて国滅ぶ。二度と同じ歴史を繰り返さないために、あきらめずにNO WAR!
【写真:ある日のランチは蕎麦屋「わかお」のにぎわいそば】
[2022/5/8掲載]
ひさしぶりに来賓として、入学式に出席しました。
障害のあるお子さんが通う高校が、上尾南高校内に整備され、上尾特別支援学校の分校として、いよいよ今年度からスタート。1期生は2クラス13人です。楽しく豊かな学校生活が送れることを心から願っています。
入学式で国歌斉唱がテープで流される間、私は目を閉じて黙祷しました。お祝いの挨拶に登壇する方は私以外みな、国旗に深々と頭を垂れ、式は滞りなく進みました。
そんな中、私がふと思い出したのは、テレビで見たロシアのニュース。プーチン大統領を真ん中に、高揚し興奮するロシア国民の姿がありました。おそらく戦時中の日本も、こんな状況だったのだろうと思います。しかし、あの当時と違うのは、世界中から、侵略国ロシアに対する非難の声があがり、追い詰めていることです。
今年で100周年を迎える日本共産党。
日本で一番歴史が長い政党です。侵略戦争に反対したことで、特高警察に捕らえられ虐殺された先輩たちをもつ政党です。だからこそ、より強く思います。どんな理由であれ、武力により、命を奪うことは絶対に許さない。
入学式では挨拶の最後に「平和な日々を生み出すのは、目の前の子どもたちを大切にすることから始まるのだと思っています」と加え、私の願いを込めました。
悲しみや憤りに心が押し潰されそうな毎日ですが、みんなで声をあげつづけたい。戦争のない世界をめざして。
[2022/4/10掲載]
日々のニュースに心がざわめきます。ロシアによるウクライナへの侵略は許される行為ではありません。埼玉県議会では、全会派一致で抗議の決議をあげました。
私は、連日SNS上でウクライナ情勢を伝え、みんなで声をあげよう!と呼びかけています。ウクライナから出国した難民を支援している団体に寄付もしました。
世界中からロシアへの抗議の声があがる中、日本では、異質の議論がそこかしこに見られます。安倍元首相が、日本の核保有を進めるべきだと開けっぴろげに主張し、それに同調する声がネット上であふれるという異様な現象。
中には「今回のことで9条は日本への侵略を止められないことがわかった」「外交努力で平和になるなんて空想」というような声も。私は心底驚きました。
憲法9条は何を決めたのでしょうか。日本が二度と他国を侵略する国にならない、ということを決めたのです。日本政府が再び戦争を起こすことがないように。
そして今、日本がすべきことは何か。9条をもつ国として、武力に対し武力で対抗する流れに抗議することじゃないでしょうか。核保有など論外です。
一人一人の力は小さいけれど、みんなで声を上げ、大きな力に!
【ロシアによるウクライナ侵略への抗議を呼びかける秋山もえ県議のSNSバナー】
[2022/3/5掲載]
岩波ホールというミニシアターが、今夏54年の歴史に幕を下ろし閉館することを決めた年頭のニュースは衝撃でした。
閉館の理由は、コロナの影響で劇場運営が困難となってしまったためとのこと。残念でなりません。
このところ私は、議会活動や日々の生活相談、宣伝や訪問活動の合間をぬって、県内にあるミニシアター(深谷シネマや川越スカラ座)に足を運んでます。
コロナは第6波。感染拡大が猛威をふるい、保健所も発熱外来もひっ迫。しかし政府は相変わらず怠惰な対応。先が見えません。さらに北京オリンピックが開会。中国の深刻な人権侵害にフタをしたまま。
現実の深刻さにバーンアウトしそうになるのは私だけではないでしょう。そんなときこそ、エンターテイメントが力をくれます。
落ち着いて、心を開いて、泣いて、笑って、ときに憤って、そうやって心を揺さぶる時間が、自分の足元を見つめる余裕を与えてくれるように思います。
いま目の前にある深刻な現実に立ち向かう力をもらいながら、あきらめず、一緒に声をあげ、行動にうつしていきたい。そんなことを考える日々です。
【写真:岩波ホールの大きなポスターの前で】
[2022/2/6掲載]
市議の頃から15年つづけている元旦宣伝。今年もやりました。2〜3時間、宣伝カーを走らせながら、思いが募ります。今夏行われる参議院選挙。なんとしても梅村さえこ埼玉選挙区予定候補を国会に送りたい!と。
昨年の衆院選挙は、政権交代を目指した野党共闘が十分な形で実らず、本当に悔しく絶望感すら覚えました。それでも、「あきらめる」などということは、私の選択肢には無い。これが実感です。
今年のお正月は2年ぶりに実家に帰省しました。両親と過ごした穏やかな時間。ただ一緒にいること、ただ一緒に美味しいものを食べることが、こんなに幸せなことなんだと心が満たされました。
さぁいよいよ本格始動!参議院選挙にむけて、もっともっと、伝え方を考え、変えていきたい。もっともっと、いろんな立場の人たちの想いに耳をかたむけ、心を寄せたい。若い世代とつながる取り組みをしたい。あれもしたい、これもしたい。2022年は、未来をつくっていく活動を楽しく多彩に広げていきたいです。
【写真:2年ぶりの帰省を喜ぶ母親と秋山もえ県議】
[2022/1/5掲載]